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自転車の処分方法6選|楽に手放す方法から注意事項まで徹底解説

自転車の処分方法6選|楽に手放す方法から注意事項まで徹底解説

乗らなくなった自転車をどう処分しようか迷っていませんか?不要な自転車は駐輪場のスペースを無駄に取ってしまいます。できるだけ早く・かつ楽に手放したいですよね。

この記事では、自転車を正しく処分する方法をご紹介します。楽に手放せる方法から注意事項まで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

この記事の目次

【重要】自転車を処分する前に防犯登録の抹消を

自転車を購入した際は、お店の人に勧められてほとんどの人が防犯登録を行います。防犯登録とは、登録情報として持ち主の名前や住所を管理するもの。処分や譲渡などで持ち主が変わる場合には「防犯登録の抹消手続き」が必要です。

ここでは、自転車を処分する前の防犯登録の抹消について、手続きの方法などを解説していきます。

自転車を処分する前に①|防犯登録の抹消が必要な場合・不要な場合

自転車の防犯登録から7〜10年経つと、有効期限が切れます。その状態で自転車を処分するなら手続きは不要です。ただし、譲渡などで引き続き自転車を使う場合は、新たな持ち主の名義で再登録が必要です。

下記、自転車の処分方法別に防犯登録の抹消手続きが必要か否かをまとめました。参考にしてください。

自転車の処分方法 防犯登録の抹消手続き
フリマアプリやネットオークションで売却
知人・欲しい人に譲渡する
必要
自治体で粗大ごみとして処分
クリーンセンターで処分
不要
※希望する場合は防犯登録の抹消手続きを
自転車販売店 お店で手続きをしてもらえる
リサイクルショップ
不用品回収業者
店舗・業者によって対応が異なる

有効期限が切れていないかどうかも確かめておきましょう。

自転車を処分する前に②|防犯登録を抹消する流れ

防犯登録を抹消する流れ

ここからは自転車を処分する前にやっておくべき「防犯登録の抹消」の流れを解説していきます。

自転車の防犯登録を抹消する流れ①|手続きに必要なものを用意する

自転車を処分する前の防犯登録の抹消に必要なものは次の3つです。

  1. 処分する自転車本体
  2. 身分証明証(運転免許証や健康保険証など)
  3. 自転車防犯登録カード(領収書や保証書、お客様控えなどの控えでもOK)

「自転車防犯登録カード」とは自転車の購入時に防犯登録を行った際、保証書とともに渡されるカードです。

紛失した場合は、自転車防犯協会にお問い合わせして「自転車防犯登録番号抹消・廃車願い」をもらいます。また、車体番号を記載した領収書や保証書があれば大丈夫です。

自転車の防犯登録を抹消する流れ②|自転車本体・必要書類を防犯登録所へ持ち込む

自転車本体と必要書類を防犯登録所へ持ち込みましょう。防犯登録を抹消できる場所は「自転車防犯登録所」という看板のある自転車販売店、ホームセンター、スーパーなど。また、警察署は駐在所、交番などでも防犯登録の抹消手続きは可能です。

自転車の防犯登録を抹消する流れ③|手続きが終われば完了

手続きが終われば完了

所定の場所にて、手続きが終われば防犯登録の抹消が完了です。ここまですれば自転車を安全に処分できる準備は整います。

自転車を処分する前に③|防犯登録の抹消にかかる費用

基本的に防犯登録の抹消は無料でできます。ただし、手続きには自転車の持ち主本人か同居の家族がいかなければなりません。

自転車を処分する前に④|防犯登録の抹消手続きをしなかった場合のリスク

防犯登録の抹消手続きをしないで自転車を処分すると、次のようなリスクが考えられます。

自転車の防犯登録の抹消手続きをしなかった場合のリスク①|犯罪に使われる可能性

防犯登録を抹消せず処分した自転車を粗大ごみ置き場から第三者が持ち出すことも考えられます。もし自転車が犯罪に使われた場合、登録している持ち主に容疑がかかる恐れがあるので気を付けましょう。

自転車の防犯登録の抹消手続きをしなかった場合のリスク②|新しい持ち主が盗難を疑われる

新しい持ち主が盗難を疑われる

例えば、新しい持ち主が自転車で危険運転などをして警察に呼び止められたとします。自転車の防犯登録の履歴を調べると本人の自転車ではないことが分かるため、「盗難した自転車に乗っている」と疑われます。

自転車の防犯登録の抹消手続きをしなかった場合のリスク③|遠方に住む人へ渡った場合は手続きが大変

自転車の防犯登録は、都道府県ごとに管理されています。また防犯登録の抹消手続きは、購入店舗ではなくても大丈夫です。ただし、登録した場所と違う都道府県にある自転車販売店や警察署では抹消手続きができません。

例えば遠方に住む人へ譲渡した場合、相手の都合で自転車を処分する時に防犯登録の抹消手続きができないというトラブルにつながります。

「登録した場所以外の都道府県では抹消手続きができない」「抹消手続きは元の持ち主本人か家族しかできない」と、自転車を処分するなら、この2つは絶対に覚えておきましょう。

いらなくなった自転車の処分方法・6つ

自転車を処分する方法として、おすすめの捨て方を6つまとめました。それぞれのメリット・デメリットを踏まえ、自分に合った処分方法を選んでくださいね。

自転車の処分方法①|買い替え時に自転車販売店で引き取ってもらう

自転車を新しく買い替える時、多くの自転車販売店では古い自転車を引き取ってもらえます。直接持ち込む必要はありますが、防犯登録の抹消手続きも不要なので処分がラクです。

自転車販売店で引き取り処分する流れ

新しい自転車の買い替え時に自転車販売店で不要な自転車を引き渡して処分する流れを説明します。

自転車販売店で自転車の処分手順①|自転車販売店へ処分する自転車を持ち込む

自転車販売店へ処分する自転車を持ち込む

新しく自転車を購入する自転車販売店へ不要な自転車を持ち込みます。有効期限内の防犯登録カードがある場合は破棄してもらえるので、自転車販売店に持参しましょう。

自転車販売店で自転車の処分手順②|新品の自転車を購入する

店舗内で新しく自転車を購入してください。希望の自転車がお店にない場合は、有料にて古い自転車を引き取ってもらえることも。「新しい自転車を絶対にここで買わなければ」というわけではありません。

自転車販売店で自転車の処分手順③|不要な自転車を引き渡せば処分完了

不要な自転車を引き渡せば処分完了です。多くの自転車販売店が「自転車防犯登録所」を兼ねているため、事前の防犯登録の抹消は不要。手続きは、自転車販売店にお任せしましょう。

自転車販売店で引き取り処分にかかる自転車の処分費用

店舗にもよりますが、無料〜1,000円ほどの処分費用で不要な自転車を引き取ってもらえます。

例えば「新規購入の場合は無料」という自転車販売店もあるし、大手自転車販売チェーン店の場合は、「買い替えなら1台500円・引き取りのみの場合は1台1,000円」で対応しているところもあります。

自転車販売店で自転車を処分するメリット・デメリット

購入店舗で自転車を処分するメリット・デメリット

自転車販売店へ引き渡して自転車を処分する場合のメリット・デメリットを紹介します。

自転車販売店で自転車を処分メリット①|新規購入と不要な自転車の処分が一度で完結する

新しい自転車の購入と同時に、不要な自転車を手放せるところが大きなメリットです。処分する自転車を持ち込むだけで細かな手続きは不要。比較的手軽な処分方法と言えるでしょう。

自転車販売店で自転車を処分メリット②|防犯登録の抹消手続きをお任せできる

自転車販売店に不要な自転車を引き渡して処分する場合、防犯登録の抹消手続きは自転車販売店が引き受けてくれます。

新規購入・不要な自転車の処分に加えて防犯登録の抹消手続きを済ませられるのがメリット。時間のない人にもおすすめの処分方法です。

自転車販売店で自転車を処分デメリット|自転車販売店が遠方だと大変

自転車販売店に直接乗っていける、あるいは車などに乗せて持ち込める場合には非常に手軽な方法といえるでしょう。しかし「車がなく、しかも自転車販売店までが遠い」「自転車で直接乗っていける状態ではない」といった場合は、かえって大変です。

自転車販売店によっては、出張での引き取りに対応してもらえる可能性もあります。事前に公式サイトや電話などで問い合わせてみてもよいでしょう。

自転車の処分方法②|自治体で粗大ごみとして出す

近くに自転車販売店が無くても自治体で粗大ごみとして自転車を処分できます。自治体のルールに従って処分しましょう。詳しい処分方法は、自治体ごとに異なるため、申込みをする時に不明点を確認するとスムーズです。

自転車の処分を自治体へ依頼する流れ

自転車の処分を自治体へ依頼する流れ

次に、自治体で自転車を粗大ごみとして処分する流れをご紹介します。

自治体の粗大ごみで自転車の処分手順①|自治体に申し込む

電話やホームページの申込みフォームで事前に申込みを行います。電話は平日のみの受け付けの場合があるため、気をつけましょう。電話口では回収の日時や処分費用などを案内してくれるので、メモを取ることをおすすめします。

自治体の粗大ごみで自転車の処分手順②|粗大ごみ処理券を購入する

申込みが完了したら、粗大ごみ処理券を購入します。粗大ごみ処理券は、自治体が指定するスーパーやコンビニ、郵便局の窓口で取り扱っています。

注意点として「一度購入すると返品できないこと」「多めに貼ってもおつりが出ないので、ぴったりの価格分の券を購入すること」の2つを覚えておいてください。

自治体の粗大ごみで自転車の処分手順③|粗大ごみ処理券に必要事項を記入して貼る

粗大ごみ処理券には、収集予定日と名前、受付番号などを漏れなく記入しましょう。記入漏れがあると回収してもらえないことがあります。記入後は、処分する自転車にしっかりと貼り付けます。

回収業者に分かりやすいよう、目立つ場所へ剥がれないように貼ってください。

自治体の粗大ごみで自転車の処分手順④|回収日に指定の場所へ運ぶ

回収日時に合わせて、指定の集積所へ自転車を運び出します。必ず「当日に出す」というマナーを守りましょう。前日の夜に出すと、第三者による持ち去りなどトラブルにつながるからです。

大きな自転車は、通行人の邪魔にならないよう道の端に寄せて置いてください。

自治体の粗大ごみで自転車の処分手順⑤|回収されたら処分完了

問題なく、無事に自転車が回収されたら処分完了です。

自治体にかかる自転車の処分費用

自治体にかかる自転車の処分費用

自転車の処分費用は、400~1,200円が相場です。自治体によって異なります。また自転車の大きさや種類などによっても料金は変わるので注意しましょう。

例えば、新宿区の場合は16インチ未満の自転車で400円の処分費用です。電動アシスト式の自転車の場合は、1,200円の処分費用がかかります。

自治体で自転車を処分するメリット・デメリット

自転車を自治体で粗大ごみとして出した場合のメリット・デメリットは以下の通りです。

自治体の粗大ごみで自転車を処分メリット|処分費用が一律

自治体ごとに処分費用が決まっているため、悪徳業者のように後から高額な料金を上乗せされることがありません。料金に変更がある場合も事前にホームページなどで確認できるので安心です。

自治体の粗大ごみで自転車を処分デメリット①|すぐに処分できない

自治体では指定された日時にしか粗大ごみを出せないため、自転車の即日処分ができません。予約してから処分できるまでに数日〜1週間程かかります。

自治体の粗大ごみで自転車を処分デメリット②|手続きに時間がかかる

この方法では、予約から自転車の搬出までを自分でしなければなりません。自転車を処分するまでにしなければならないことがたくさんあります。手間を省きたい人にはおすすめできない方法ですね。

自転車の処分方法③|クリーンセンターへ持ち込む

自治体の指定するごみ処理場およびクリーンセンターへ自転車を直接持ち込んで処分する方法もあります。多くの場合は当日に持ち込んでも大丈夫ですが、クリーンセンターによっては予約が必要な場合があるため注意しましょう。

クリーンセンターで処分する場合、防犯登録の抹消手続きは不要です。ただし、自治体によっては自転車の「部品」の持ち込みを禁止されている場合があります。

自転車の処分をクリーンセンターへ依頼する流れ

自転車の処分をクリーンセンターへ依頼する流れ

自転車をクリーンセンターで処分する場合は、次の流れを参考にしてください。

クリーンセンターで自転車の処分手順①|クリーンセンターへ自転車を持ち込む

軽トラなどに自転車を乗せ、クリーンセンターに直接持ち込みます。粗大ごみ処分場へは案内の看板に従って進みましょう。当日の持ち込みで処分できますが、年末年始などの混み合う時期や自治体によっては予約が必要な場合があります。

クリーンセンターで自転車の処分手順②|受け付けを済ませる

受付と同時に、自転車を乗せた状態で車両の重さを量ります。そして書類に氏名やごみの種類、住所などの必要事項を記入。スタッフのゴーサインが出たら処分場所へ車を進めます。

クリーンセンターで自転車の処分手順③|スタッフの指示に従い、自転車を引き渡す

処分場所へ向かうと、係の人が誘導してくれるので指定された場所へ駐車します。ここで自転車を引き渡し、あとはクリーンセンターへお任せしましょう。

クリーンセンターで自転車の処分手順④|精算が終われば処分完了

スタッフの指示に従って、車両を精算所へ進めます。自転車を処分後の車両重量を量り、精算を済ませたら処分完了です。

クリーンセンターにかかる自転車の処分費用

クリーンセンターへ持ち込んだ際の処分費用は、処分前・処分後に測った車両の重量の差から算出されます。重量に応じた料金の従量制で「10㎏ごとに300円」「50㎏までは一律1,000円」など自治体によって異なります。

例えば、東京都日野市の場合は1㎏あたり42円。車両ごと計量する場合は10㎏単位(1㎏単位は四捨五入)の料金です。

クリーンセンターで自転車を処分するメリット・デメリット

クリーンセンターへ自転車を持ち込むメリット・デメリット

クリーンセンターへ自転車を持ち込んで処分する場合、次のメリット・デメリットが生じます。

クリーンセンターで自転車を処分メリット|面倒な手続きが不要

粗大ごみを自治体で処分する時のように、予約してから粗大ごみ処理券の購入、自転車に粗大ごみ処理券を貼り付けて指定場所へ運ぶなど面倒な手続きが不要です。

防犯登録の抹消手続きもしなくて大丈夫なので、自転車をラクに処分したい人にはおすすめの方法といえるでしょう。持ち込む日にちの予約が必要かどうかは、事前に確認してください。

クリーンセンターで自転車を処分デメリット①|自転車を運搬できる車が必要

クリーンセンターへは車両で自転車を持ち込むため、大人用の大きな自転車の場合は軽自動車では難しいかもしれません。軽トラや自転車を運べる大きな車を所有していない場合は、車の段取りが必要な点がデメリットです。

クリーンセンターで自転車を処分デメリット②|処分できない部品がある

電動自転車のバッテリーは、一般的に自治体では処分不可。クリーンセンターでは電動自転車の本体は処分できますが、バッテリーはリサイクル協力店や同様のメーカーの製品を取り扱う店舗に持ち込まなければなりません。

自転車の処分方法④|リサイクルショップで売却する

リサイクルショップで売却すれば、自転車を処分できるしお金も入ります。少しでも高く売りたい場合は、自転車の買取専門店へ持ち込むのもおすすめです。

自転車の処分をリサイクルショップへ依頼する流れ

自転車の処分をリサイクルショップへ依頼する流れ

ここでは、自転車をリサイクルショップで売却する流れを説明します。

リサイクルショップで自転車の処分手順①|自転車を売りたいリサイクルショップを探す

インターネットや自分の足を使って、自転車を売りたいリサイクルショップを探しましょう。直接の持ち込みは難しいようであれば、出張買取サービスのあるリサイクルショップがおすすめです。

リサイクルショップで自転車の処分手順②|リサイクルショップに自転車を持ち込む

リサイクルショップに自転車を持ち込みます。直接自転車に乗って行ける距離にリサイクルショップが無い場合は、軽トラなどに載せて運んでください。防犯登録の抹消手続きは、予め済ませておきましょう。

リサイクルショップで自転車の処分手順③|査定額を出してもらう

リサイクルショップで自転車を査定してもらいます。お店が混み合っている場合は、待ち時間が発生することも考えられます。

時間に余裕を持って、自転車を持ち込みましょう。

リサイクルショップで自転車の処分手順④|売却すれば処分完了

リサイクルショップで提示された査定額に納得できれば、自転車を売却します。買取額を受け取ったら、処分完了です。この時、身分証明証の提示を求められるので、運転免許証や保険証を持参してください。

リサイクルショップにかかる自転車の処分費用

リサイクルショップでは、自転車を買取に出すため、処分費用はかかりません。代わりに、買い取ってもらった金額を受け取れるお得な処分方法です。ただし、自転車を指定場所へ運ぶための運搬用の軽トラをレンタルした場合などは自己負担となります。

買取金額は店舗や自転車の種類・状態によって異なりますが、大体の相場は購入金額の10~20%。子どもの自転車なら高くて2,000円、高額な電動自転車や人気メーカーのマウンテンバイクなどは、保存状態が良ければ1万円ほどで買い取ってもらえる場合もあります。

リサイクルショップで自転車を処分するメリット・デメリット

リサイクルショップで自転車を処分するメリット・デメリット

自転車をリサイクルショップで売却する場合のメリット・デメリットは次の通りです。

リサイクルショップで自転車を処分メリット①|処分費用がかからない

費用をかけずに自転車を処分できるところがリサイクルショップの最大のメリットです。自転車の他に不要なものがある場合、一緒に持ち込んでもOK。再利用できそうなものであれば、ほとんどのものを買い取ってくれます。

買取が成立すればお金に換えられるので、お金をかけずに自転車を処分したい人におすすめです。

リサイクルショップで自転車を処分メリット②|自転車を即日処分できる

営業時間内であれば、自転車を持ち込んだその日に処分できます。自転車の処分を急ぐ人にもおすすめの方法です。

リサイクルショップで自転車を処分デメリット|安く買い取られることが多い

いざ査定額を出されると「思っていたより安い…」と、がっかりするケースはよくある話。値段を自分で決められない分、納得のできない金額で買い取られるケースが多い点がデメリットです。

「どんなに安く買い取られてもいいから自転車を手放したい」という人に向いている方法でしょう。

自転車の処分方法⑤|フリマアプリやネットオークションに出品して買い手を探す

自転車がまだ使用可能できれいな状態に保てている場合、フリマアプリやネットオークションなどへの出品もおすすめです。

買い手がつけばお金が入るし、不要になった自転車を継続して乗り続けてもらえるというメリットもあります。

自転車をフリマやネットオークションで処分する流れ

自転車をフリマやネットオークションで処分する流れ

自転車をフリマアプリやネットオークションに出品する場合、次の流れで行います。

フリマやネットオークションで自転車の処分手順①|会員登録をする

フリマアプリやネットオークションを初めて利用する場合、アプリのダウンロードやサイトへの会員登録が必要です。名前や住所、生年月日などの本人情報を入力しますが、相手との取引は匿名でできるので安心です。

フリマやネットオークションで自転車の処分手順②|自転車を出品する

売りたい自転車の写真を撮り、登録しましょう。早く売るためには、自転車が魅力的に写るよう高画質で撮ること。自転車に自然光が当たる場所での撮影がおすすめです。この時、個人情報が特定できるものが写り込まないように気をつけましょう。

次に、自転車の説明文を作成します。使用期間や色・種類などの特徴はもちろん、キズや取れない汚れがある場合は正直に記載すること。ごまかしたり隠したりすることで、購入者とのトラブルにつながるからです。

自転車のブランドやメーカーを記載しておくと、早く売れる場があります。なお、防犯登録の抹消手続きは必ず済ませておきましょう。

フリマやネットオークションで自転車の処分手順③|購入者が現れたら発送する

自転車が購入されたら発送します。折り畳める自転車はダンボールに入るものもありますが、自転車が大きくて自力での梱包が難しい場合、大型荷物に対応した宅配業者のサービスがおすすめです。

梱包から発送までを一手に引き受けてくれるので、処分がラクになります。

フリマやネットオークションで自転車の処分手順④|評価をして終了

自転車が相手の元へ無事に届き、問題がなければ互いに評価をして処分完了です。

フリマやネットオークションにかかる自転車の処分費用

フリマやネットオークションにかかる自転車の処分費用

フリマアプリやネットオークションそのものは無料で利用可能です。ただし、サイトの運営費用として、売上の5から10%を差し引かれることを知っておきましょう。また、自転車の送料を出品者負担にした場合は、その金額が差し引かれます。

例えば、ママチャリは輸送費用が高額な商品。分解ができないため、26インチの自転車なら縦・横・高さの合計が350センチの大型荷物になるからです。運送会社によりますが、東京〜東京間で約14,000〜20,000円。

分解できるスポーツタイプの自転車は東京〜東京間で約5,000〜10,000円ほどです。

フリマやネットオークションで自転車を処分する前にチェックすべきこと

フリマアプリやネットオークションで自転車を売却する場合、次の3つのことをチェックしておきましょう。

フリマやネットオークションで自転車を処分する前にチェック①|価格相場を把握しておく

フリマアプリやオークションには数多くの自転車が出品されています。同種の自転車がどのくらいの価格で出品されているのか価格相場を把握しておきましょう。メーカーやキーワード、自転車の状態など、できるだけたくさんの情報を収集して適切な価格設定にしてください。

自転車は大きくて送料も高いので、早く売るには送料込みの価格を提示するのがポイント!

フリマやネットオークションで自転車を処分する前にチェック②|コンディションを万全に

購入者に気持ち良く乗ってもらうためにも、自転車のコンディションは万全にしておきましょう。タイヤの空気をしっかり入れ、各パーツが著しく劣化していたら交換を。自転車販売店で、細かい所を見てもらえば確実です。

購入者の元で自転車が安全に動き、メンテナンスも行き届いていることで高評価にもつながります。

フリマやネットオークションで自転車を処分する前にチェック③|電動自転車はバッテリーの出品制限に注意

電動自転車はバッテリーの出品制限に注意

電動自転車を出品したい場合、バッテリーの条件が厳しく制限されている点に注意しましょう。ある人気フリマサイトでは「新品や未使用に等しい状態ではない外付けバッテリー」および「着脱式バッテリー」は危険物とみなされ、出品禁止。

また、純正品ではないバッテリーは新品などの状態を問わず出品禁止。電動自転車の処分は、フリマアプリやネットオークションでの出品に不向きといえます。

フリマやネットオークションで自転車を処分するメリット・デメリット

自転車をフリマアプリやネットオークションに出品して処分する場合のメリット・デメリットを紹介します。

フリマやネットオークションで自転車を処分メリット|スマホ1つで出品できる

フリマアプリやネットオークションは、24時間利用可能。場所や時間を選ばず、スキマ時間を使ってスマホ1つで出品できる手軽さがメリットです。

フリマやネットオークションで自転車を処分デメリット①|すぐに売れる保証はない

出品した自転車がすぐに売れるとは限りません。そのため、買い手がつくまで不要な自転車を保管しておくことになります。自転車の処分を急ぎたい人には向かない方法です。

フリマやネットオークションで自転車を処分デメリット②|送料が高い

自転車は大きいので送料も高額です。出品者が送料を負担すると、自転車が売れてもお金が殆ど残らないケースも。損をしないためには、着払いや送料込みの価格にするなどの工夫をしましょう。

自転車の処分方法⑥|不用品回収業者に依頼する

バッテリー付きの電動自転車や壊れた自転車も不用品回収業者ならラクラク処分が可能!搬出から処分までを業者にお任せできます。

自転車の処分を不用品回収業者へ依頼する流れ

自転車の処分を不用品回収業者へ依頼する流れ

不用品回収業者に自転車の処分を依頼した場合の流れを紹介します。ぜひ参考にしてください。

不用品回収業者で自転車の処分手順①|不用品回収業者を決める

まずは、インターネットやチラシなどを見て不用品回収業者を探します。ポータルサイトを利用すれば、周辺の不用品回収業者を見つけやすくて便利です。

不用品回収業者で自転車の処分手順②|見積もりを取る

不用品回収業者が決まったら、お問い合わせして見積もりを取ります。複数の業者に見積もりを依頼すると、おおよその相場が把握できるのでおすすめです。値段の安さだけでなく、サービス内容や内訳をしっかりと把握しましょう。

業者によっては防犯登録の抹消手続きも引き受けてくれるので、確認してみてください。

不用品回収業者で自転車の処分手順③|回収日時を決める

回収業者に正式に依頼し、作業日時や手順などの詳細を打ち合わせします。「赤ちゃんが居るので作業時に気をつけて欲しい」「アパートなので物音をできるだけ立てないで欲しい」などの希望がある場合は、この時に相談しておきましょう。

不用品回収業者で自転車の処分手順④|回収されれば処分完了

当日、無事に自転車が回収されれば処分完了です。

不用品回収業者にかかる自転車の処分費用

自転車の処分費用は、不用品回収業者や自転車のサイズによって異なります。おおよその金額は1,000〜5,000円程度が相場です。処分費用の他に基本料金が加算される場合があるため、最終的に支払う金額は前もって確認しておきましょう。

不用品回収業者で自転車を処分するメリット・デメリット

不用品回収業者で自転車を処分するメリット・デメリット

不用品回収業者に自転車の処分を依頼した場合、次のメリット・デメリットが考えられます。

不用品回収業者で自転車を処分メリット①|幅広い不用品を回収してもらえる

「危険物」として処分が必要な場合、電動自転車のバッテリーも自転車ごと回収してもらえます。壊れてもう乗れない自転車や鍵を無くしてしまった自転車は、不用品回収業者なら対応可能。

液体や生ゴミ以外のほとんどのものを回収しているので、自転車の他に捨てたい不用品がある場合は、ぜひ不用品回収業者にお願いしましょう。

不用品回収業者で自転車を処分メリット②|自力で運べない荷物もお任せできる

自転車が重くて自力で運べない時は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。搬出・回収・処分をスタッフが行うので当日はその場に立ち会うだけでOK。自転車を前もって解体する必要もありません。

不用品回収業者で自転車を処分デメリット|業者によって料金やサービス内容に差がある

不用品回収業者によって料金やサービス内容が大きく異なります。そのため「一番安いから」という理由で選んだ業者が悪徳業者だったというケースも。当日に高額請求をされてからでは遅いので、優良な業者を見極める必要があります。

自転車をよりラクに処分したい場合は、業者が防犯登録の抹消手続きを引き受けてくれるかどうかも基準にするといいですね。

自転車の処分前に劣化のサインを確認しよう

自転車の処分前に劣化のサインを確認しよう

自転車の寿命は走行距離や保有者の体重、自転車の種類によって変動します。例えば、シティサイクルやマウンテンバイク、折りたたみ自転車の場合は耐用年数が10年程度。消耗品となる各パーツにガタが見られ始めるのは約1〜2年目からだと言われています。

また、子供用の自転車はサイズアウトも含めて3〜5年程度です。

現在使用中の自転車に、以下の症状が自転車に見られ始めたら劣化のサインです。

  1. タイヤの空気のヘリが早い
  2. 乗っているとカラカラと音がする
  3. ブレーキの効きが悪い
  4. カゴや本体が錆びている
  5. チェーンがたるんできた

チェーンやタイヤなどパーツの劣化も放置はNG。交換や修理などでこまめにメンテナンスしましょう。
自転車販売店でパーツ単体の修理を見積もった際、工賃が高くつくことも。自転車販売店で対処しきれなくなったら、買い替え時だと判断して処分を検討しましょう。

自転車の処分前に失敗なし!不用品回収業者選びのポイント・3つ

自転車の処分前に失敗なし!不用品回収業者選びのポイント・3つ

初めて不用品回収業者を利用する場合、何を基準に業者を選べばよいか迷いますよね。ここでは、不用品回収業者選びに失敗しないためのポイントを3つ紹介します。ぜひ、参考にしてください。

自転車の処分で不用品回収業者を選ぶポイント①|金額より「安さ」を強調する業者は危険

料金を明快にしてあるかどうかも不用品回収業者選びの大切な判斷基準です。優良な業者であれば、事前に無料で見積もりを取ってくれます。中には「安さ」だけを強調して、後から高額な料金を上乗せする悪徳業者も。

見積もりを取る際、実際に支払う料金をしっかりとすり合わせておきましょう。

自転車の処分で不用品回収業者を選ぶポイント②|会社の所在ははっきりしているか

不用品回収業者は全国にたくさんあります。信頼できるポイントとして、会社の所在をはっきりさせているかの確認は必要です。中にはトラックで住宅街を巡回する不用品回収業者もありますが、あまりおすすめできません。

拠点となる事業所や会社を持たないことも多く、トラブルが起きた時に足がつきにいので厄介です。また「連絡先が携帯電話の番号だけ」という業者も避けた方がよいでしょう。

さらに慎重に判断するなら、ホームページに記載された住所をGoogleマップで調べること。万が一トラブルが起きた際、所定の住所に会社が存在しないといった事態も防げます。

自転車の処分で不用品回収業者を選ぶポイント③|作業実績や口コミを確認できるか

作業実績や口コミを確認できるか

優良な不用品回収業者は、ホームページで豊富な実績を確認できます。これまでどれだけの種類の不用品を回収してきたかを記載してある業者は、対応力が高いといえるでしょう。

作業人数や詳しい作業内容、所要時間なども詳しく説明していれば、なお安心です。同時に、お客様の声も必ず確認しましょう。評価は5点中最低3.5点以上が必須条件。あまりに悪い口コミが多く寄せられている業者は、くれぐれも選ばないようにしてください。

【まとめ】いらなくなった自転車は不用品回収業者でラクラク処分

不用品回収業者 引っ越し業者 リサイクルショップ 自治体
日時指定
即日対応
スタッフの指定
買取り

自治体の場合、日時を自由に指定できません。粗大ごみの回収日は自治体で定められた日時に縛られており、即日対応も不可。リサイクルショップやクリーンセンターは、持ち込めば即日処分できますが営業時間内のみの対応です。

引っ越し業者は引っ越しと同時に不用品を回収するため、即日処分および「不用品の回収のみ」の依頼はできません。

一方で、不用品回収業者は最短で即日処分に対応可能。業者によって料金は変わりますが、事前に見積もりを取れるので安心です。加えて、こちらの事情に合わせて回収日時も相談できます。

自転車の処分でよくある質問・3つ

自転車の処分でよくある質問・3つ

この章では、自転車の処分についてよくある質問をまとめました。ぜひ一読し、不明点をクリアにさせてから、処分してくださいね。

自転車の処分でよくある質問①|私有地に放置されている自転車を処分したい場合は?

専門家が解決方法をアドバイス

不法投棄され、所有者の分からない自転車は処分してよいものかどうか迷いますよね。私有地に放置自転車がある場合、盗難車両かどうか確かめる必要があります。まずは警察に連絡し、自転車のシールに表記された防犯登録番号を伝えてください。

盗難自転車であれば警察が回収してくれます。ただし、被害届の出されていない自転車や被害届の出されていない自転車は、私有地の管理者が処分しなければなりません。

放置自転車を処分するには、警告表示を2〜3週間ほど出しておく必要があります。「ここは私有地につき、駐輪禁止です。◯月◯日までに持ち主が現れない場合は処分します」といった文面でかまいません。

警告をすることで「自転車の所有者に注意喚起をした」という事実ができ、トラブルの対策にもなります。同時に、自転車が放置された状況や防犯登録シールの写真を撮っておくなど証拠を残すことも忘れずに。

それでも、警告期間内に自転車の持ち主が現れなかったなら、すみやかに処分しましょう。

自転車の処分でよくある質問②|自転車を施錠したまま鍵を無くしてしまいましたが、処分してもらえますか?

専門家が解決方法をアドバイス

自治体や不用品回収業者で処分するのは問題ありません。ただ、鍵の部分を分解してワイヤーロックをつけて人に譲渡するのは、あまりおすすめできません。鍵がない=盗難車だと疑われる可能性があるからです。

ワイヤーロックの自転車に乗っているだけで、警察に呼び止められることが実際にあります。次の保有者に迷惑がかかる可能性を考慮すると、思い切って処分する方が賢明です。

自転車の処分でよくある質問③|自転車のタイヤだけを処分したいのですが…。

専門家が解決方法をアドバイス

ほとんどの自治体で自転車のタイヤは「燃えるごみ」として処分できます。小さく折りたたむか切り刻むなどして、ごみ袋に収まればOKです。また、自転車販売店へ依頼すれば無料〜数百円で処分をお願いできます。

不用品回収業者であれば、タイヤを解体・分別しなくとも回収可能です。

自転車の処分なら「ナクスル」へ!安心&リーズナブルにお任せを!

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「長年乗ってきた自転車にガタが来てしまった」「子供が乗っていた自転車がサイズアウトした」など、自転車の処分に困っていませんか?駐輪場に放置していては、管理者や他の方に迷惑がかかります。

そういう時こそ、ナクスルにお任せください。サドルや鍵がないなど、どのような状態でもナクスルは問題なく回収可能。処分したい自転車を部品ごとに解体する必要もなく、そのままの状態でお引き取りいたします。

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