家電製品生活家電
お役立ちコラム
家電製品生活家電

いらない洗濯機の正しい捨て方と処分方法とは?専門家が的確に解説

いらない洗濯機の正しい捨て方と処分方法とは?専門家が的確に解説

重量のある洗濯機は、故障時や劣化した際の処分に困る家電製品です。不要になった洗濯機を、できるだけ負担なく処分したいと考える人が多いのではないでしょうか?

この記事では、洗濯機を正しくお得に処分する方法を、業界のプロが徹底解説しています。ぜひ参考にしてください。

この記事の目次

洗濯機の処分方法・7つ

不要となった洗濯機を処分するためには、主に7つの方法があります。それぞれのメリット・デメリットなども考慮し、自分にとってベストだと思う方法を選んでください。

洗濯機の処分方法①|新品購入時に古い洗濯機を引き取ってもらう

新しい洗濯機を家電量販店などで購入すると、古い洗濯機は同じ店舗で引き取ってもらえます。家電引き取り法によって、新しい製品へ買い換える際には対象となる製品の引き取り義務が、家電製品の小売業者に発生するためです。

洗濯機を家電量販店で処分する流れ

洗濯機の買い替えと同時に古い洗濯機を処分する場合、次の流れを参考にしてください。

家電量販店で洗濯機の処分手順①|新しい洗濯機を購入

通販サイトや家電量販店で新品の洗濯機を購入します。店舗によって買い換えキャンペーンなどを行っている店もあるので、洗濯機をお得に処分したい時には利用しましょう。

家電量販店で洗濯機の処分手順②|搬入時に、古い洗濯機は引き取ってもらう

洗濯機の自宅などへの搬入時、古い洗濯機を引き取ってもらえます。別途、「リサイクル料金」や「運搬費用」が必要ですが、支払うタイミングは店によってさまざまです。

家電量販店で洗濯機の処分手順③|料金を支払えば完了

料金を支払えば、処分完了です。支払いのタイミングは業者によって変わりますが、引き取り時に支払うことが多いのであらかじめ用意しておくとよいでしょう。

上記の手順で下取りをしてもらうことによって、新しく購入する洗濯機が割引になることがあります。買い換えを検討している人にとっては、ベストな処分方法です。

家電量販店にかかる洗濯機の処分費用

店舗やメーカーによって価格は変わりますが、リサイクル料金は約2,500円〜3,500円、収集運搬料が約1,200円〜2,700円かかります。

家電量販店で古い洗濯機を処分するメリット・デメリット

家電量販店で古い洗濯機を処分するメリット・デメリット

新品への買い替え時に古い洗濯機を引き取ってもらう方法では、次のようなメリット・デメリットが生じます。

家電量販店で洗濯機を処分メリット①|運搬の手間がかからない

新しく買い換えた洗濯機の搬入と同時に古い洗濯機を引き取ってもらえるので自分で運び出す手間がありません。

家電量販店で洗濯機を処分メリット②|下取り価格が高ければ買い取ってもらえる

下取り価格が5,000円以上の値がつけば無料で引き取ってもらえたり、買い取ってもらえたりすることがあります。条件としては、使用可能な状態で製造より5年以内であること。かつ、コードや付属品がきちんと揃っていることを示している場合がほとんどです。

家電量販店で洗濯機を処分デメリット|店舗によって料金にバラツキがある

リサイクル料金や収集運搬料金が店舗によって違います。注意点として、処分にかかる費用のほか、購入する洗濯機の価格も考慮した上で下取りに出すことを覚えておきましょう。

洗濯機の処分方法②|洗濯機を購入した店舗で引き取ってもらう

洗濯機を購入した店舗で新品を買わなくても洗濯機の回収のみを依頼してもかまいません。年式は、新しいほど使用年数は短いほど高い金額で下取りしてもらえます。

年式の古いものや破損がある洗濯機も有料で引き取ってもらうことも可能です。

洗濯機を購入店舗で処分する流れ

洗濯機を購入元の店舗で引き取ってもらう場合、次のような流れとなります。

購入店舗で洗濯機の処分手順①|購入元の家電量販店などへ問い合わせる

洗濯機を購入した店へ引き取りを依頼したい旨を電話で伝え、指示を仰ぎます。

購入店舗で洗濯機の処分手順②|指示通りに持ち込みまたは回収作業を依頼する

車で運搬が可能であれば、直接持ち込んでもかまいません。難しい場合は、専門の業者に運搬作業をお任せにできます。

購入店舗で洗濯機の処分手順③|料金を支払い、回収完了

かかる費用は「リサイクル回収料金」と「収集運搬料金」の2つです。これらを支払えば、洗濯機の処分は完了です。不要となった洗濯機の購入元が分かっており、かつ遠方ではなく車などで運搬できるのであれば、この方法がおすすめです。

購入店舗で引き取り処分にかかる洗濯機の処分費用

購入元で古い洗濯機を引き取ってもらうには、リサイクル回収料金が約2,500円、収集運搬料が1,200円ほどかかります。多めに見積もって、5,000円ほどの料金です。

購入店舗で洗濯機を処分するメリット・デメリット

購入店舗で洗濯機を処分するメリット・デメリット

購入元へ持ち込んで処分する方法には、次のようなメリット・デメリットが生じます。

購入店舗で洗濯機を処分メリット①|持ち込んで料金を払うだけ

購入した店舗が遠方ではなく洗濯機を運べる車があれば、持ち込んで料金を払えば完了します。そのあとは業者にお任せできるので手間がかからず楽な点がメリットです。

購入店舗で洗濯機を処分メリット②|下取り価格が良ければ買い取ってもらえることも

下取り価格が5,000円以上の値がつけば無料で引き取ってもらえたり、買い取ってもらえたりすることがあります。ただし、製造日から5年以内で正常に使用可能であることと付属品・コードがきれいな状態で揃っていることを条件とされる場合が多いです。

購入店舗で洗濯機を処分デメリット|持ち込みの場合も運搬料金は発生する

「自分で持ち込めば、運搬料とやらを浮かせられるのでは?」と勘違いしやすいので要注意。ここでの「回収運搬料」とは、店舗から洗濯機を処分できる場所へ運ぶ際の料金です。したがって、直接店舗へ洗濯機を持ち込んでも回収運搬料金は発生します。

洗濯機の処分方法③|住まいの市区町村で処分

地域の自治体が指定している回収業者へ依頼して洗濯機を処分する方法もあります。住まいの市区町村ごとに規定があるので、必ず問い合わせるようにしましょう。

洗濯機の処分を自治体へ依頼する流れ

自治体の指示に従って洗濯機を処分する場合は、大まかに次のような手順を取ります。

自治体で洗濯機の処分手順①|自治体へ問い合わせる

住んでいる地域の自治体へ洗濯機を処分したい旨および処分方法を問い合わせます。時間が取れるようであれば、担当課の窓口を直接訪ねてもかまいません。

自治体で洗濯機の処分手順②|郵便局でリサイクル券を購入

まずは洗濯機のメーカーや大きさを確認して郵便局へ行きます。リサイクル料金表を参考にしながら該当する「リサイクル料金」と「製造業者等名コード」を確認し、払込振込書・家電リサイクル券を記入しましょう。

なおリサイクル料金は、郵便局・ゆうちょ銀行のATMか窓口で払います。その後、受け取った家電リサイクル券と振替払込受付証明書を洗濯機に貼り付けます。

リサイクル券へ記入する必要事項は、次の通りです。

  1. 処分したい洗濯機のメーカーはどこか
  2. 住所・氏名・電話番号
  3. リサイクル料金の金額

詳細は、リサイクル券の裏面に記載されているので記入漏れの内容を確認しながら書いて下さい。

自治体で洗濯機の処分手順③|リサイクル券を貼り付けて回収業者に来てもらう

リサイクル券を貼り付けて回収業者に来てもらう

処分する洗濯機にリサイクル券を貼り付けたら、各自治体が指定する回収業者が自宅まで引き取りに来てくれるので引き渡して完了です。

自治体にかかる洗濯機の処分費用

東京23区のリサイクル料金は2,500〜3,500円で地域や洗濯機の大きさ、メーカーなどによって料金が変わります。運搬費用も同様で600円台〜3,000円ほどでバラツキがあります。

自治体で洗濯機を処分するメリット・デメリット

自治体の指示に従って洗濯機を処分する場合、次のようなメリット・デメリットが生じます。

自治体で洗濯機を処分メリット|規律に従った安心感

自治体が指定している方法であり、受理された時点で違反行為ではないという安心感があります。回収業者の中には無許可のものも存在するので国が定める方法を利用すれば、不安も軽減するでしょう。

自治体で洗濯機を処分デメリット①|窓口が閉まっていたらリサイクル券が買えない

リサイクル券は、郵便局の窓口が閉まっていたら買うことができません。券とセットで必要な替払込受付証明書は窓口で発行できるためです。窓口が開いている時間に行くのが難しい場合、この方法は向かないでしょう。

自治体で洗濯機を処分デメリット②|手間と時間がかかる

自分で郵便局へリサイクル券を買いに行ったり回収に来てもらう日には、日時指定をする必要があったりと時間や手間がかかります。

洗濯機の処分方法④|指定場所へ直接持ち込む

指定場所へ直接持ち込む

自治体や回収業者などへ依頼せず自分で地域のクリーンセンター(ゴミ処理場)へ持ち込む方法です。

洗濯機の処分をクリーンセンターへ依頼する流れ

指定場所へ洗濯機を直接持ち込んで処分する場合、次のような手順となります。

クリーンセンターで洗濯機の処分手順①|郵便局でリサイクル券を購入

リサイクル券の購入前に処分したい洗濯機のメーカーおよび大きさを確認します。該当する「製造業者コード」「リサイクル料金」は、リサイクル料金表を参考にしながら家電リサイクル券と払込振込書を記入。

リサイクル料金は郵便局またはゆうちょ銀行の窓口かATMで払います。その後、家電リサイクル券と振替払込受付証明書を受け取ったら処分したい洗濯機に貼り付けてください。

リサイクル券には次の項目を必要事項として記入します。

  1. 処分する洗濯機のメーカー
  2. 住所と氏名、電話番号
  3. 発生するリサイクル料金の金額

リサイクル券の裏面に詳細を記載しているので、よく読んで記入しましょう。記入漏れが無いようにしっかり確認してください。

クリーンセンターで洗濯機の処分手順②|洗濯機を指定取引場所へ持ち込む

料金支払い済みのリサイクル券を洗濯機に貼り付け、市区町村のクリーンセンターなど指定取引場所へ自分で持ち込みます。

クリーンセンターで洗濯機の処分手順③|手続きを終えて完了

直接持ち込んで現地で洗濯機を引き渡し、処分完了です。

クリーンセンターにかかる洗濯機の処分費用

運搬費用はかからないので、0円です。ただしリサイクル費用が必要となり、そのためのリサイクル券が2,500円ほど必要です。

クリーンセンターで洗濯機を処分するメリット・デメリット

指定場所へ直接、持ち込んで洗濯機を処分する場合、次のようなメリット・デメリットが生じます。

クリーンセンターで洗濯機を処分メリット①|正しい方法で処分できる

自治体からの指定取引場所なので適切な方法で洗濯機を処分できます。トラブルの心配もなく、安心感があるというのが一番のメリットです。

クリーンセンターで洗濯機を処分メリット②|運搬料を節約できる

回収業者に依頼して指定取引場所へ運んでもらうとリサイクル料に加えて運搬料がかかります。これを業者に依頼せず、自分で持ち込めば運搬料がかからないのでリサイクル料金のみで洗濯機を処分できます。

洗濯機を載せられる車や軽トラがあり、指定取引場所が遠方ではない場合は、この方法がおすすめです。

クリーンセンターで洗濯機を処分デメリット|ある程度の労力が必要

洗濯機の取り外しや車への積載、指定取引場所まで運転しなければならないなど、ある程度の労力が必要です。したがって、誰でも気軽にできる方法ではありません。

洗濯機の処分方法⑤|リサイクルショップで買い取ってもらう

リサイクルショップで買い取ってもらう

状態が良くて使用可能な場合は、リサイクルショップに買い取ってもらえるか相談してみましょう。時期やメーカーの人気具合などによっては買い取ってもらえることがあります。

リサイクルショップにかかる洗濯機の処分費用

処分したい洗濯機をリサイクルショップで処分する場合、次の手順を参考にしてください。

リサイクルショップで洗濯機の処分手順①|ショップに洗濯機を持ち込む(または出張引き取り)

自分で洗濯機を取り外して車などに載せて持ち込んでもかまいません。無理な場合は、出張買取りを依頼できます。身分証明書が必要なので運転免許証や保険証、マイナンバーカードなどを用意しておきましょう。

リサイクルショップで洗濯機の処分手順②|買取金額を査定

洗濯機の状態や使用年数、メーカーなどを基準に店舗側が買取り価格を査定し、金額が決まります。

リサイクルショップで洗濯機の処分手順③|現金を受け取って完了

店舗側が提示する買取金額に同意すれば、買取成立です。ほとんどのリサイクルショップが、その場で現金にて支払ってくれます。

リサイクルショップにかかる洗濯機の処分費用

無事に買い取ってもらえた場合、処分費用は0円です。買取価格は洗濯機の型や状態、利用するリサイクルショップなどによって大きく変動します。

使用不可な場合は0〜数百円、年数が短く付属品も全て揃っており、人気メーカーのものだったりすると5,000〜数万円まで幅広い価格で取引されます。

リサイクルショップで洗濯機を処分するメリット・デメリット

不要な洗濯機をリサイクルショップで処分する場合、次のようなメリット・デメリットが生じます。

リサイクルショップで洗濯機を処分メリット①|処分費用がかからずお金に換えられる

処分費用がかからずお金に換えられる

無事に買い取ってもらえたら処分費用がかからず、お小遣い程度のお金に換えられます。なるべく買い取ってもらえるよう、洗濯槽をクリーニングして部品を揃えた状態にしておきましょう。

また、店舗によっては高額買取キャンペーンなどを実施する場合があるのでタイミングも大切です。

リサイクルショップで洗濯機を処分メリット②|出張買取を利用すれば家から出なくても処分できる

リサイクル券を購入する必要もなく、リサイクルショップへの持ち込みができなければ出張買取サービスを利用できます。郵便局やリサイクルショップへ出向かなくても洗濯機を処分できるので非常に楽です。

リサイクルショップで洗濯機を処分デメリット|買取金額を決められない

リサイクルショップで買い取ってもらう場合、買取価格は自分で決められません。店舗によっては納得できないほどの安い値段をつけられたり、状態によっては買い取ってもらえなかったりすることもあります。

余裕があれば、複数のリサイクルショップで見積もりを出してもらうと良いでしょう。

洗濯機の処分方法⑥|フリマアプリやネットオークションで売却する

状態が良くて使用可能な洗濯機は、フリマアプリやネットオークションに出品できます。購入希望者が現れたら洗濯機を手放せて処分費用もかかりません。

洗濯機をフリマやネットオークションで処分する流れ

処分したい洗濯機をフリマアプリやネットオークションで売却するには、次のような流れで手続きが必要です。

フリマやネットオークションで洗濯機の処分手順①|必要ならアプリをインストールし、会員登録する

会員登録するには、アカウントの作成時に本名や生年月日などの本人情報が必要です。電話番号を登録後にSNS(ショートメッセージサービス)で本人認証が行われます。

「個人情報を知られるのではないか?」と不安になるかも知れませんが、アカウントはニックネームで表示されるので心配ありません。

フリマやネットオークションで洗濯機の処分手順②|商品を登録

次に、売りたい洗濯機の写真を撮り、登録します。見栄えが重要なので、なるべくきれいに見える写真を選びましょう。

続いて「カテゴリー」「商品の説明」を入力します。メーカーや性能、使用年数や購入した時期、色などを詳しく明記しましょう。その後の「配送設定」「価格の設定」も、アプリに従って入力していきます。

フリマやネットオークションで洗濯機の処分手順③|購入者へ発送

購入者へ発送

購入者が現れたら速やかに発送の手配をします。洗濯機のような大型家電は、専用の配送サービスを利用するのもおすすめです。

配送業者が自宅まで回収しに来てくれて、なおかつ梱包まで引き受けてくれるものもあります。

フリマやネットオークションにかかる洗濯機の処分費用

洗濯機を無事に売却できた場合は、リサイクル料金・運搬料金はかかりません。しかし、やり方によっては以下の料金が発生するので注意が必要です。

  1. 集荷時の取り外し料金…オプションにて、全自動なら1,500円ほど。ドラム式なら3,000円ほどかかります。
  2. 大型家電配送サービス利用料金…7,000円ほどかかります。

フリマやネットオークションで洗濯機を処分するメリット・デメリット

洗濯機をフリマアプリやオークションへの出品で処分するメリット・デメリットを紹介します。

フリマやネットオークションで洗濯機を処分メリット|自分で金額が決められる

リサイクルショップでの処分では価格を店舗側が決めますが、フリマアプリやオークションでは自分で決められます。ただし、洗濯機は送料が高額な大型家電のため、価格は送料込みの値段となることに注意が必要です。

フリマやネットオークションで洗濯機を処分デメリット①|時間と手間がかかる

アプリのインストール、商品の登録、売れた場合の配送手配など、手間がかかることが難点です。登録した洗濯機も、すぐに買い手がつくとは限らないので時間もかかります。

フリマやネットオークションで洗濯機を処分デメリット②|買い手とトラブルになることも

個人間でのやりとりなので「思っていたのと違う」と言われたり、配送中のトラブルの賠償責任を負うことになったりと相手とトラブルになるリスクがあります。

トラブル回避のためには、コミュニケーションをしっかりと取ること。特に、洗濯機の取り付けなどで追加料金が必要になる旨は、購入者にきちんと伝えることが大切です。

洗濯機の処分方法⑦|知り合いなどへ譲る

知り合いなどへ譲る

「洗濯機が欲しい」と言う友人や同僚などへ譲るという方法もあります。知人などをあたり、誰か洗濯機を譲り受けてくれる人が居れば使える方法です。

洗濯機を欲しい人に譲渡して処分する流れ

この方法で洗濯機を処分する時は、次のような流れとなります。

欲しい人に譲渡して洗濯機の処分手順①|洗濯機を譲り受けてくれる人へ連絡する

洗濯機を譲り受けてくれる人が見つかったら連絡を取って搬入の日時などを打合せします。無料で引き渡すか格安価格で買い取ってもらうか、故障時にはどちらが処分手続きをするかなども含め、しっかり話し合っておくことがトラブル回避のためにもおすすめです。

欲しい人に譲渡して洗濯機の処分手順②|自宅の洗濯機を取り外す

譲渡が決まれば洗濯機の取り外しが必要です。自力で取り外す場合はホース内、糸くずフィルター内の水抜きをしっかりとしておきます。自分たちでできない場合は業者へ相談しましょう。特に、洗濯機の底の排水弁にゴミが溜まっている場合は、専門的な技術が必要です。

欲しい人に譲渡して洗濯機の処分手順③|無事に譲渡できれば完了

無事に相手の自宅へ洗濯機を設置し、譲渡できれば完了です。自力で設置するのが難しい場合は、取り外しとセットで業者へ相談してみましょう。

欲しい人に譲渡にかかる洗濯機の処分費用

洗濯機の取り外し・取り付けのどちらかを業者に依頼する場合、縦長型のものは約3,000円、ドラム式であれば9,000円弱が相場です。自力で取り外しも設置も行う場合、処分費用はかかりません。

欲しい人に譲渡して洗濯機を処分するメリット・デメリット

洗濯機を知人へ譲渡して処分するメリット・デメリットを紹介します。

欲しい人に譲渡して洗濯機を処分メリット|すべて自力で行えば無料で処分できる

必要な作業は、取り外し・軽トラなどを使っての搬出および搬入、譲渡相手の家への設置。すべて自分たちで行えば費用は0円です。

欲しい人に譲渡して洗濯機を処分デメリット①|力仕事かつ技術が必要

自分たちで全て行うには、車が必要だったり取り外し・設置が得意であることが条件だったりと、誰でもできるものではありません。

加えて、洗濯機を持ち上げて運び込むのはなかなかの力仕事です。

欲しい人に譲渡して洗濯機を処分デメリット②|譲渡者が現れるとは限らない

洗濯機を処分したいタイミングで欲しいと申し出てくれる人が現れるとは限りません。

洗濯機の処分前に

洗濯機の処分前に

「洗濯機の調子がおかしい」と感じ始めた時、処分するか?修理を依頼するか?の2択で迷うことが多いのではないでしょうか…経年劣化による事故などを防ぐためにも、洗濯機のおおよその寿命や劣化の目安は知っておきましょう。

洗濯機の処分前に①|寿命はどのくらい?

2021年に内閣府が発表した「消費動向調査」では、洗濯機の平均使用年数は10.2年という結果となっています。しかし75%以上の人は10年以上洗濯機を利用しており、故障したことをきっかけに買い換える傾向にあります。

各種メーカーでは、部品を保有できる年数が6〜7年です。それ以上の年数が過ぎると部品を保有できなくなり、修理にも対応できなくなることから保証期間は約6年に設定されています。

洗濯機の処分前に②|劣化しているサインはどこをみればいい?

使用中の洗濯機に次のような状態が見られ始めたら買い替えや処分を検討しましょう。

  1. エラー表示とともに途中で止まる
  2. 脱水時などに異常なほどの異音がするようになった
  3. きちんと脱水できない
  4. 本体から水漏れする
  5. コンセントを挿しても電源が入らない
  6. コードやプラグが熱を帯びる
  7. 洗濯槽をクリーニングしてもカビ臭い

特に、コードやプラグが熱を帯びる状態は出火の原因になりうるので非常に危険です。

洗濯機の処分前に③|洗濯機を長く使い続けるコツとは?

洗濯機を長く使い続けるコツとは?

洗濯機をできるだけ長く使い続けるコツは、定期的に掃除しメンテナンスすることです。汚れが原因で起きるトラブルは、洗濯機の劣化を早めます。

他にも、一度にたくさんの洗濯物を詰め込みすぎないことや適量の洗剤を使用することなど、正しく使用することで寿命を伸ばしましょう。

洗濯機の処分前にココを押さえれば失敗なし!不用品回収を依頼する時のポイント・3つ

不用品回収業者に依頼する場合、必ずチェックしておくべきポイントがあります。大きく分けて3つの項目を基準にし、業者選びに失敗しないよう役立ててください。

洗濯機の処分で不用品回収業者を選ぶポイント①|口コミ評価が悪くないか?

多くの業者が公式ホームページなどに「お客様の声」として口コミを掲載しています。投稿された口コミに対して業者側が回答している様式のものは、業者そのものの誠実さを測るバロメーターにもなると言えるでしょう。

併せて、公式サイト以外の地域の口コミサイトも確認した方が無難です。どちらかといえばこちらの口コミはリアルな声が掲載されているので、地域のサイトに悪い口コミばかりが集まる業者は避けましょう。

洗濯機の処分で不用品回収業者を選ぶポイント②|料金を明記しているか?

優良な不用品回収業者は、ホームページなどに価格設定を明記しています。加えて、会社への問合せに対しても一貫性のある回答が返ってくるでしょう。

反対に、料金を「応相談」などと曖昧にし、分かりにくい表示の仕方である不用品回収業者は、悪質なものである可能性が高いです。

洗濯機の処分で不用品回収業者を選ぶポイント③|許可を得て営業している業者か確認する

廃棄物を回収する業者には、市町村あるいは都道府県の許可が必要です。例えば当社のような廃品回収業者の場合、リサイクルショップに近いシステムでサービスを提供しています。回収した商品を販売するための「古物営業許可」を取得しており、いわば合法的な営業です。

利用する廃品回収業者の公式サイトや広告に「古物営業許可」を取得している旨を記載しているかどうかを、必ず確認してください。併せて、以下の2つの許認可がありますが、必ずというわけではありません。

洗濯機の処分で悩む一般廃棄物収集運搬許可とは?

一般家庭から出たごみ(不要な家電・家具など)を回収する場合に必要。現在は非常に取得困難な許認可。

洗濯機の処分で悩む産業廃棄物収集運搬業の許可とは?

法人からのごみを回収するための許認可。講習やたくさんの書類を提出する必要があり、取得が大変な許認可。

なお、ナクスルではリユースとして不用品を回収しており、リユース(再利用)不可な生ごみなどは一般廃棄物収集運搬業者に委託しているので、安心して利用していただけます。

無許可で営業している悪徳な業者からは「ぼったくられた」「回収した洗濯機を川へ不法投棄していた」といったトラブルも報告も。気になる場合は、利用前に納得できるまで説明を聞くというのも違法業者を迂闊に利用しないための対策と言えるでしょう。

洗濯機の処分は不用品回収業者に相談を

洗濯機の処分は不用品回収業者に相談を

自分だけで処分するのが難しいものや自治体で回収してもらえないものは、不用品回収業者へ依頼することで解決できます。加えて、他と比べて時間や料金を大幅に抑えることも可能です。不用品回収業者と他との比較を参考にしてください。

不用品回収業者 引っ越し業者 リサイクルショップ 自治体
日時指定
即日対応
スタッフの指定
買取り

自治体は国が指定する正しい処分方法を指示してくれますが、日時指定や即日対応を行っておらず買取りもしていません。

また、自治体のほかリサイクルショップ、引越し業者もスタッフの指定はできません。不用品回収業者は、事前に丁寧なヒアリングを行い、要望によっては女性スタッフを手配できます。

さらに、不用品の回収は搬出や処分までの一連を担うのが不用品回収業者の強みです。当日に立ち会うだけで不用品の処分が完了するので、最も楽で安心な方法と言えます。

洗濯機の処分でよくある質問・3つ

ここでは洗濯機の処分について、お客様からよく頂く質問に対してお答えしています。

洗濯機の処分でよくある質問①|洗濯機を解体して処分していいですか?

専門家が解決方法をアドバイス

違法なので絶対にしないでください。家電リサイクル法では、指定の業者以外の者が家電リサイクルの対象家電を解体することを法律で禁じています。

洗濯機の処分でよくある質問②|洗濯機と一緒に、他の家電や家具も処分してもらえますか?

専門家が解決方法をアドバイス

テレビやマットレスなど、洗濯機の他に複数のものを処分したい場合は、認可を受けている業者か不用品回収業者に依頼できます。その際には処分品1点毎に料金が発生しますので、不用品回収業者のパック料金などをお得に利用してください。

洗濯機の処分でよくある質問③|家がゴミ屋敷に等しい状態ですが回収してもらえますか?

専門家が解決方法をアドバイス

問題ありません。事前にお見積りを出してもらいましょう。当社ナクスルでもご納得頂ければ最短即日回収に伺えますので、お気軽に相談ください。

洗濯機の処分なら「ナクスル」へ!安心&リーズナブルにお任せを!

洗濯機の処分なら「ナクスル」へ!安心&リーズナブルにお任せを!

不用品回収ならナクスルへお任せ。地域密着型で、最短なら即日のスピード回収が可能です。またナクスルは、口コミ紹介率95%、お客様満足度94%以上をおかげさまで維持し続けています。この圧倒的な数字が、まさに信用の証です。

ナクスルでは洗濯機以外にも、タンスやベッド、ソファや冷蔵庫など、大型の家具や家電製品の処分も承っております。そして他社との圧倒的な違いは、リーズナブルかつ安心なサービス。出張料金・車両代・作業代その他を無料サービスにて不用品回収が可能です。

料金システムの詳細は、公式サイトに明記しております。見積もりは、メールやLINEにてお気軽にご相談ください!

個人様のご依頼だけでなく、法人様からのご依頼も受付中です。引っ越しや社内改装などによる大量の不用品回収は、ナクスルの「軽トラ応援パック」がお得。必要に応じてぜひ、ご活用ください。スタッフ一同、お客様からのご連絡を心待ちしております。

トップページはこちら