世田谷区にお住まいの方へ

東京都世田谷区は東京都の南西部に位置します。都心部からはやや離れた場所にあり、南西を流れる多摩川の向こうは神奈川県です。

23区内では大田区の次に面積が広く、58.05㎡。また人口は約91万人で人口・世帯数ともに東京23区内でトップです。

しかし人口密度は23区中13位とやや広め。一人一人がかなりゆとりをもって暮らせる街といえるでしょう。都心部のようにコンクリートの建物ばかりでなく、自然豊かな公園が多く、ファミリー層も多いエリアです。

豊かな自然や緑が多い地域である理由は、世田谷区が行う取り組みにあります。世田谷区では区制100周年を迎える2032年までに、みどり率33％を目指す取り組みとして「世田谷みどり33」を実施。代表的な公園には、砧公園や駒沢オリンピック公園・世田谷公園などがあります。

駒沢オリンピック公園は世田谷と目黒区にまたがって広がる、運動施設のある公園です。公園内には体育館やテニスコート・室内球戯場・弓道場などが完備。

1964年の東京オリンピック開催時には、記念碑が建てられたこともあります。その後、大会が終了し、駒沢オリンピック公園と名付けられました。

引用元：サザエさん通り | 世田谷まちなか観光 エンジョイ! SETAGAYA

またスポーツだけでなく数多くの美術に触れられるエリアでもあります。五島美術館は国宝や重要文化財など5,000件ほどを所蔵。定期的に展覧会なども開催され、様々な展示物が楽しめます。

サザエさんでおなじみの漫画家・長谷川町子と妹の鞠子の個人美術館があるのも世田谷区です。桜新町から美術館までの道のりは「サザエさん通り」と呼ばれ、毎年数多くのイベントを開催。多くの人が訪れる憩いの場所です。

東京都世田谷区は農地面積が多く、23区内では練馬区に次いで第二位。住民が気軽に農作物の栽培を体験できるイベントも開かれています。

世田谷区は高級住宅が多いイメージですが、昭和の古き良き景色をとどめている点も魅力。三軒茶屋から下高井戸までを結ぶ世田谷線は、都内でも珍しい路面電車です。

沿線には昭和30年代にオープンした「高井戸シネマ」や、桜田門外の変で暗殺された井伊直弼の墓がある豪徳寺などが並び、散策にぴったり。豪徳寺は招き猫発祥の地としても有名です。

毎年12月と1月に開催される、700店以上の露店が並ぶ「ボロ市」は一日で20万人が訪れるほどの人気イベント。ボロ市の歴史は安土桃山時代にまで遡り、今でもその伝統を受け継いでいます。

東京都世田谷区には住宅街はもちろん、公園や農地も多いなど、都会とは違う静かな雰囲気があります。

東京都世田谷区で粗大ごみを出す場合、主に二つの方法があります。

1. 戸別回収を依頼する
2. 直接持ち込む

東京都世田谷区では戸別回収と直接持ち込みで粗大ごみの回収を行っています。

戸別回収を行う場合の申し込み方法は以下の通りです。

世田谷区のホームページの「受付ページ」から申し込みましょう。受付時間は24時間いつでも可能ですが、メンテナンス中は利用ができません。
申し込みはパソコンやスマホ・携帯電話からでき、英語にも対応しています。

「世田谷区粗大ごみ受付センター」にて電話受付も行っています。下記、受付時間となります。

1. 世田谷区粗大ごみ受付センターの営業時間…月曜日～土曜日 8：00～21：00まで（12月29日～1月3日は休み）※電話受付は日曜・年末年始を除く祝日も対応しています。

また通訳も待機しているため、英語やポルトガル語・スペイン語での申し込みもOK。日本語が難しくても安心です。

スムーズに申し込みをするため、粗大ごみのサイズをあらかじめ測っておきましょう。月曜日の午前中や3～4月の引っ越しシーズン、年末年始などは混み合う可能性があります。混みあっている時はガイダンスが流れるため、そのまま待ちましょう。

粗大ごみを直接処分場へ持ち込む場合は、事前の予約が必要です。電話もしくはインターネットで申し込みましょう。この際、料金や持ち込みについての連絡があります。メモの用意をしておくと安心です。

持ち込み可能な日は土日（9：00～12：00／13：00～15：30）に限ります。

予約したら、粗大ごみ処理券を購入し、「受付番号」もしくは名前、持ち込み日を記入しましょう。シールは品目ごとに貼りつけます。

当日は申込者本人、もしくは同一世帯の人のみ持ち込みが可能です。この際、本人確認書類を持って行きましょう。

一世帯当たり一日一回まで、一回当たりの個数は10個までです。

東京都世田谷区ではゴミを処分場へ直接持ち込むことも可能です。持ち込める施設は以下の1か所です。

1. 船橋粗大ごみ中継所（世田谷区船橋）

東京都世田谷区では「有料粗大ごみ処理券」を必要な金額分用意します。処理券は2種類あり、A券（200円）とB券（300円）です。ただし持ち込む場合は、決まった額の半額（最低200円～）となります。

東京都世田谷区では株式会社ジモティーと提携し、粗大ごみのリユースを行っています。世田谷区内にある「不用品持ち込みスポット」に不用品を持ち込むだけ。

持ち込みは無料ですが、まだ使えるもののみ受付です。また世田谷区民のみ利用でき、持ち込みには事前申し込みと身分証が必要。持ち込んだものはジモティーを通じて必要な人に譲られます。持ち込みは何点でも可能です。

持ち込み可能なものは以下になります。

1. 家具…椅子・テーブル・棚・カラーボックス・ソファ・照明器具・時計・カーペットなど（三辺の長さの合計が180㎝以下に限ります。）
2. 家電…電子レンジ・炊飯器・トースター・掃除機・アイロン・扇風機・オーディオ機器・パソコン周辺機器など
3. レジャー…スポーツ用品（キャンプ用品・ゴルフ用品・スキー・楽器など）
4. 子供用品…ベビーカー・チャイルドシート・三輪車・おもちゃなど
5. 持ち込み場所…世田谷区不用品持ち込みスポット（東京都世田谷区喜多見1丁目4−2）
6. 期間…2021年10月6日(水)～2023年3月31日(金)※9:00-17:00／平日・土曜・日曜・祝日（火曜定休）

1. 家電4品目
2. パソコン
3. 事業に伴って出たゴミ
4. ピアノ
5. 消火器
6. 耐火金庫
7. バッテリー
8. タイヤ
9. 有害性や危険性のあるもの

家電4品目とは、テレビやエアコン・冷蔵庫・洗濯機・乾燥器などが該当します。これらは家電リサイクル法により、粗大ゴミで処分ができません。

家電リサイクル法とは、家電のまだ使える部品や材料を再利用し、廃棄物の減少や有効利用を推進するための法律です。家電4品目に該当する電化製品は、過去に購入した店や新しい家電を購入する店に引き取りを依頼します。

詳しくは
① 粗大ごみの出し方 | 世田谷区ホームページ
② 粗大ごみの持ち込みについて | 世田谷区ホームページ
を参考にご確認ください。