さいたま市にお住まいの方へ

埼玉県さいたま市は県内の南東部に位置する市です。2001年5月1日に浦和市や大宮市・与野市の3都市が合併して誕生。全国で13番目の政令指定都市となりました。

土地の広さは東西に19.6キロメートル・南北に19.9キロメートルの広がりがあり、面積は217.49㎢。市の全体がほぼ台地や平地となっているため、地形的には山地や丘陵（きゅうりょう）がほぼありません。標高は最も高い地点（岩槻区表慈恩寺）で海抜20.5ｍ、最も低い場所（桜区下久保）で海抜1.1ｍです。

気候は一年を通して穏やかで、寒暖差は大きくありません。太平洋側気候の影響で、冬は晴天が多く降水量が少ない傾向にあります。

古くは中山道の宿場町として発達してきた歴史をもち、現在は東北や上越など新幹線が数多く開通。JRや私鉄が行き交う日本の主要都市です。

関東平野のほぼ中央に位置し、東京から20キロメートル～40キロメートル圏内という都心としての側面と、埼玉県内最大の主要都市という都会的な面をもちます。2002年には、FIFAワールドカップの開催地となったことでも有名。多くの外国人観光客の誘致にも成功しています。

他にもＪリーグの浦和レッドダイヤモンズと大宮アルディージャのホームタウンでもあり、日本でもサッカーが盛んな地域です。そのため100年以上「サッカーの街」として地位を築いてきました。市も街づくりの一環として、スポーツ振興に力を入れています。

また都会的な雰囲気を出しながらも、斜面林や湿地・草地などの自然が残されている点もポイントです。そのひとつが、見沼田んぼの桜回廊です。

桜回路は昭和60年代に行政が「桜並木造成事業」をスタートさせたことからはじまります。埼玉県さいたま市となってからは、市民や各団体・企業が中心となり「見沼たんぼ桜ロードプロジェクト」が発足。現在の「目指せ日本一！サクラサク見沼田んぼプロジェクト」に受け継がれています。

丁寧に手入れされた桜は総延長が20㎞以上。「日本一桜の下を歩ける道」として知られています。

埼玉県さいたま市の見どころは他にもあり、さいたまスーパーアリーナやコクーンシティ・ステラタウンといった商業施設も充実。埼玉県立近代美術館や彩の国さいたま芸術劇場に足を運べば、芸術に触れることもできます。

他にも埼玉県さいたま市内では岩槻ネギやくわい・清酒の産地としても有名です。特に岩槻ネギは江戸時代から作られていたとされる伝統野菜で、柔らかく甘いのが特徴。町おこしの一環として岩槻ネギを使ったやきそばが市内の飲食店で味わえます。

埼玉県さいたま市はスポーツや芸術・食にとても熱い市です。住むにも訪れるにも、非常に魅力のある街といえるでしょう。

埼玉県さいたま市では90センチメートル以上、2メートル未満のゴミは収集所に出せません。また以下のゴミも出せないため注意が必要です。

埼玉県さいたま市では以下のものは「特定適正処理困難物」となり、市では処分できません。

1. スプリング入りマットレス
2. スプリング入りソファ
3. 物干し台
4. 鉛バッテリー
5. タイヤ
6. ホイール

以上のものは処分できません。

以下のものは市では処分できません。

1. 冷蔵庫
2. 洗濯機
3. エアコン
4. テレビ
5. 冷凍庫
6. 衣類乾燥機

以上の家電です。

家電4品目は「家電リサイクル法」の対象となり、粗大ごみとして処分できません。
家電リサイクル法とは一般家庭や事務所などから排出された、リサイクル可能な材料の有効活用を促進する取り組みです。

2001年に施行され、テレビやエアコン・冷蔵庫・洗濯機などが対象となります。これらは埼玉県さいたま市では回収できないため、処分の際は以下の手順を取りましょう。処分の際にはリサイクル料金や運搬手数料がかかります。

新しい家電を購入する量販店に回収を依頼する。

家電製品を以前購入した量販店や小売店に引き取ってもらうか、不要品回収業者に依頼する。

市の指定した一般廃棄物収集運搬許可業者に依頼できます。埼玉県さいたま市のホームページで公開されているため、確認してみましょう。詳しくはさいたま市／一般廃棄物収集運搬許可業者一覧をご確認ください。

埼玉県さいたま市では以下の方法で粗大ごみを回収しています。

1. 戸別回収
2. 処分場への直接持ち込み

以下の通りです。

処分したい不用品の高さ・横幅・奥行きを測りましょう。サイズは処分費用を決めるうえで重要なため、正しい計測が必要です。サイズが分かったら「粗大ごみ受付センター」に電話もしくはインターネットで申し込みます。

「埼玉県さいたま市粗大ごみ等処理手数料納付券」を購入します。金額に合わせて必要枚数を組み合わせましょう。

～埼玉県さいたま市粗大ごみ等処理手数料納付券の種類～

1. 550円券
2. 100円券

手数料納付券はコンビニや区役所の「くらし応援室」・支所などで購入可能です。購入した手数料納付券の払い戻しはできないため、購入時の間違いに注意しましょう。

手数料納付券はシールになっています。見えやすい位置にしっかりと貼りましょう。一度張ったシールを剥がすと破損して使えなくなってしまいます。取り扱いにはご注意ください。

不用品を指定日に出しましょう。

処分場への直接持ち込み処分手順は、以下の方法で行います。

埼玉県さいたま市では祝日や土日・年末年始などの繁忙期以外は、予約などは必要ありません。持ち込み可能な施設は以下の通りです。

1. 西部環境センター（西区）
2. 東部環境センター（見沼区）
3. クリーンセンター大崎（緑区）
4. 桜環境センター（桜区）

以上となります。

下記の通りです。

1. 月～金曜日（祝日を含む）…8：30～12：00／13：00～16：30
2. 土曜日…8：30～12：00

東部環境センターには粗大ごみの持ち込みはできないため、注意しましょう。

詳しくはさいたま市／家電リサイクル法対象品目（冷蔵庫・冷凍庫、エアコン、テレビ、洗濯機・衣類乾燥機）の処分のページをご確認ください。

手数料が決まっていないゴミについては、重さによって処分費用が決まります。金額は以下の通りです。

1. 100キログラム未満…無料
2. 100キログラム 以上…10キログラムにつき20円×税

なお、以下の物は持ち込みができません。

1. 家電リサイクル法に該当するもの
2. 危険物（消火器・ガスボンベ・石油など）
3. 有害ごみ（農薬・劇薬類・ガソリンなど）
4. 粉砕作業が困難なごみ（バイクのエンジン・ピアノ・耐熱金庫・ドラム缶・ワイヤーなど）
5. 家屋の解体によって出たごみ（コンクリート・土砂・ブロック塀など）
6. 園芸用の土や石
7. 市が指定するゴミより大きなもの
8. 市外で出たごみ

持ち込んだゴミはその場で確認し、処分料金の計算がされます。料金を支払い、ゴミを引き取ってもらえれば処分は完了です。

詳しくはさいたま市／家庭ごみを施設に直接持ち込みする場合についてのページをご確認ください。